ニッチに絞ることの弊害

上村です、

「ニッチ」という言葉を
聞いたことはありますでしょうか。

ニッチとは隙間という意味で、
マーケティング業界ではよく
使われる言葉です。

もう少し具体的に説明すると、
ニッチとは、

特定の需要がある
専門的なマーケット、

言い換えると
大企業があまりターゲット
としないマーケット

のことを指します。

実際、
中小企業や個人起業家が
生き残るためには、

このニッチを狙って
戦うことは定石と言われます。

だからこそ、
様々なマーケティング講座でも

『ニッチを狙え≒ターゲットを絞れ』

などともよく言われます。

当然、ターゲットを絞り
ニッチな市場を攻めていくことで
うまくいけば売上を上げられます。

が、実はこのニッチ戦略には
多くの人が気づいていない
弊害があることをご存知でしたか?

それは何かというと、

『短命で終わりやすい』

という点です。

ニッチに絞ることで、
一部の人にはその
メッセージが刺さるようになります。

そして結果的にその商品や
サービスが売れるようになります。

が、ニッチに絞ったことで、
アプローチできる人数に
制限がかかります。

マーケティングでリーチできる
人数の母数が、減るということです。

ですので、
最初は売上が上がり
うまくいったとしても、

そもそも狙った市場にいる
見込み客のパイが少ないので、
売上にすぐに限界が訪れます。

最初は売上が上がったのに、

時間経過とともにどんどん
売れなくなっているのは
実はこうしたことが
要因として考えられます。

ニッチに絞ると、
短期的には売れて
脳汁は溢れます。

そしてその快感を何度か味わうと
それがクセになります。

同時に、
この戦略を採用すると
長期的には売れづらくなります。

その結果として
何が起こるかというと、

手を変え品を変え
新しい講座を
立ち上げなければならない
ことになります。

(これはカロリー消費量が多く
疲弊するのでとにかく大変)

つまり、ロングセラーの
商品やサービスを作り
づらくなるということです。

講座ビジネスにおいても、

1期や2期で終わって
しまうものもあれば、

5期、10期、、と
何年も続くものもあります。

それは要因を紐解いていくと
その運営者が意識している
いないに関わらずこの戦略の
違いが存在します。

ビジネスは、
短期戦ではなく長期戦です。

そして短期的に成果を出すことと、
長期的に成果を出すこととでは、
時に必要な戦略が真逆になります。

特にこの、

『ニッチに絞る』

という戦略は、
ある意味ドーピング的な
要素もあります。

ですが、DRM(ダイレクト
レスポンスマーケティング)
業界にどっぷり浸かりすぎると、

視野が狭まり、
その弊害に気づかなくなります。

またその他の弊害として、

ニッチを意識しすぎて
よくわからないコンセプトや
肩書きになっている方もいます。

他にも、
そもそも市場(需要)がない
ところで勝負する
ポジショニングになってしまったり。

ブレイクスルーは、
異業種にこそあります。

実際、弊社では今年から
とあるメディアを運営する
ようになりましたが、

そのメディアはターゲットを
絞っていないからこそ大量の
アクセスがあり毎月それなりの
収益を生んでくれています。

そして実はこの視点は、

テレビ業界における
マーケティングのスペシャリストと
交流する中で、私も腑に落ちました。

テレビというのは、
いかにマス(大衆)の注目を引き、

そのコンテンツを視聴して
もらうかの戦いです。

ターゲットを絞る
DRMとは真逆の戦法です。

私が思うに、

・DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)
・TVマーケティング

このそれぞれの強みの
良いとこ取りをすれば、

現在事業が停滞している方も
一気にブレイクスルーを
起こせるのではないかと思います。

そんな、これまでの
DRMの常識が破壊されるような
情報を今後お届けできそうです。

かなり面白い企画になると思うので
ぜひ楽しみにしていてください。

いつもありがとうございます。

上村勇斗

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