つまみ食い学習スタイルの危険な罠

上村です、

これは毎年秋頃になると履くサントーニのブーツです。

ラスト(靴の型)が美しくパーブルやグレーなどの色が絶妙に混じり、光に当たるとその時々で表情を変えるので気に入っています。

ちなみにこのブーツ、かれこれ６年以上履いています。

南青山に住んでいた頃に新宿の伊勢丹メンズ館で一目惚れし購入をしました。

それからソールが減ってきたら修理をしたり、革の手入れをしているので今も綺麗に履けています。

服装以上に足元はかなり見られます。

５つ星ホテルでチェックインすると高い確率で足元を見られ良い靴を履いていると対応が変わります。

また経済的に成功している人と会うとほぼ必ずと言っていいほど足元を見られます。

これはなぜかというと、その人の足元をチェックするとその人がどれくらい仕事ができるかどうかを予測できるからです。

目に入りやすい髪型や服装を気にする人は多いですが、目に入りづらい足元にまで意識を向けているかどうかで

「その人がどれくらい心配りできるか」

をチェックしているのです。

いくら服装を気にしていても靴が汚かったりソールがすり減っていると

「ああ、この人は細かいところに心配りができないから仕事はあまりできなそうだな」

と判断されてしまいます。

実際、20代の頃このような価値観を知り、それから様々な人と仕事をしてきましたがこの法則は概ね当たっていると感じます。

靴にもしっかりと意識を向け綺麗にしている人は周りへの心配りができ、仕事もできます。

そして平均的な収入も高いです。

逆に靴の手入れをしていない人は一緒に仕事をしても肝心なところが抜けていたり、詰めが甘かったり、周りの人への心配りが足りない人が多いです。

ですので私も人と会う時はその人がどんな靴を履いているかもそうですが、しっかりと手入れをしているかもさりげなく見ています。

人からの評価、特に成功している人からの評価を上げるにはまずアピアランス(外見)を向上させることです。

仕事柄色々なコピーライターさんも見ますが、案件獲得に困っていたりなかなか次に繋がらない人は

・仕事上でのスキル(マーケティングやコピーライティング)
・コミュニケーション能力
・アピアランス

主にどれかが原因になっていますがその中でも盲点となりがちなのが３つめのアピアランスです。

いかにスキルがあっても、コミュ力が多少あってもアピアランスを整えていないと

「一緒にいたい」
「一緒に仕事をしたい」

とはなかなか人は思わないのでビジネス上でも大切な要素です。

といいますかコミュニケーションというカテゴリーの中に服装などのアピアランスが内包されていると私は思っています。

またファッションというのは

「その場に一緒にいる人に心地よくいてほしい」

という相手への心配りであり、その姿勢が仕事にも反映されます。

ですのでもし

「あまり今までそこまで意識してこなかったな」

という方はぜひアピアランスの向上、特に靴に意識を向けてみてください。

相手の反応が変わります。

あと余談ですが、靴を買う時には多少値が張っても質の良いものを選びましょう。

なぜかというと安いものを選ぶとすぐに壊れ、修理したとしても１〜２年で履けなくなり買い替えをしないといけなくなるからです。

結果、何度も買い替えするとそのたびにお金もかかり、そのコストを考えると最初から質の良い高い靴を買っていた方が得をすることも多いからです。

また、それぞれの靴を履いている期間に得られる相手からの評価値も変わり、その可視化できない価値も考慮すると結果安い靴を選ぶと損をすることが多いからです。

安物買いの銭失い

とはよく言いますが価格だけで選ぶ損をすることは多いです。

経済的に今より向上したいのであれば価格ではなくそこから得られる『価値』にフォーカスすべきです。

世の中で成功している経営者や投資家は

価格＜価値

この方式が成り立つ時にはそれが100万円でも1000万円でも糸目をつけずそこに先行投資をします。

逆に

価格＞価値

の場合はそれが仮に1000円でも100円であったとしてもビタ一文払いません。

所得が低い人ほど目に見える価格に意識を引っ張られそこで購入の意思決定をしますが、高所得者ほど価格ではなくその先の目に見えない価値で判断し購入の意思決定をします。

それが会社の年商や個人の資産額に反映されていきます。

これは例えば何かの知識やスキルを学ぶ際に全く同じことが言えます。

その教材や講座などを価格だけで判断しなるべく安いものを選ぼうとすると大抵失敗し、損をします。

むしろそれによって今より稼げなくなる危険性も出てきます(これに多くの人が気づいていない)。

これはなぜかというと、人は自分で思っている以上に外部からの影響を受けるからです。

そして相場的に安いものは大抵その業界のトップではなく二番煎じ、三番煎じの情報が多く、無意識の領域でその基準値がセットされてしまうからです。

すると自分が出せる成果の限界値がそこで固定され、ブレイクスルーを起こすことが難しくなります。

ですので、突き抜けた成果を出したいのであればすでにその成果を出している人から『のみ』学ぶべきです。

ミラーニューロンの影響は強力なので、仮にそこまで成果を出していない人から学ぶとそれが自分の脳内に染み込み足を引っ張られます。

結果、自分が出せる成果の最大値が下がり、今まで以上に稼げなくなる。

という現象が起こるのです。

(これは脳科学的にも正しく実際にそれで収入が下がった人を何人も見てきています)

それに多くの日本人は(私も含め)学ぶのが好きです。

ですがつまみ食いスタイルで色々な人から学びすぎると

「どれが正しいのか」
「何を優先すればいいのか」

といった疑問も発生し始め軸もブレ出します。

軸がブレている人のメッセージは弱いですしその人が書いたコピーには魂が宿りません。

結果、それが売上に反映され稼げなくなっていくのです。

ですが本人はその真の原因がわからず、さらに色々なものを学ぼうとしてドロ沼にハマっていきます。

だからこそ、

『誰から学ぶか』

は本当に大切なのです。

自分が望んでいる成果やライフスタイルを実現している人から『のみ』学び、

その人の教えやミラーニューロンを浴びるのに多少値が張ったとしても、それ以上の価値があると判断したら迷わず先行投資をするのをおすすめします。

実際私はそうして人生を変えてきました。

ぜひ参考にしてみてください。

いつもありがとうございます。

上村勇斗

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