上村です、
昨日はお気に入りの時計の電池が切れてしまったので電池交換をしにミスターミニットに行きました。
ミスターミニットは靴の修理や合鍵作成をはじめとする総合リペアサービスを提供するお店で、全国で300店舗ほどあるのできっとあなたもご存知だと思います。
で、このミスターミニットで時計の電池修理をお願いしたらものの5分ほどでサクッと交換をしてくれました。
高級時計とは言わないまでも少し良い値段がした時計なので扱いを心配していましたが丁寧に扱いながらそのスピード感のある仕事に
「お、すごいな」
と感心をしました。
その後このミスターミニットという会社のことを先ほどなんとなく調べていたら、2020年の3月の決算時点で年商は170億円を超えており、このサービスを提供しているミニット・アジア・パシフィック株式会社はアジア圏内で世界展開している会社だということがわかりました。
そこで1つの気づきを得られたのは、靴の修理や合鍵の作成といった一見小さい商売であったとしても、やりようによっては世界展開も可能で年商も100億を超えられるということです。
私は常々会員さんに、
「市場の”不”を見つけよう。それがビジネスアイデアの種になる。」
という話をしていますが、市場や顧客の
不満、不足、不安、不備、不在、不信、、
こうした『不』を解消する価値を提供することでそれは立派な商売になります。
例えば、コピーライターとしてのビジネスも、
「自分の商品や想いをうまくLPやステップメールやセールスレターなどのマーケティングメッセージに言語化して落とし込めない。自分はコンテンツ作成だけにできれば集中したい。」
という自分の専門知識を持っているコンテンツホルダーの『”不”満』を解消できるから仕事として成り立ちます。
特にこうしたコンテンツホルダーの不満レベル、換言すると痛みのレベルは高いのでそれを解消できるとその対価としてもらえる報酬も高くなります。
逆にその顧客の『不』のレベルがそこまで高くなければ提供する商品やサービスの単価を落とし薄利多売の戦略を取る必要があります。
このミスターミニットはそんなお客さんの『不』を見つけ、そのソリューションを高品質かつ低価格で提供しているとても良い会社だと思いました。
そしてもう少しこの会社について調べていたらもう1つ興味深いことが見つかりました。
それはこのグローバル企業の現在の社長は2014年になんと若干29歳で社長に就任しているという事実です。
その現在の社長が就任するまでは実はこの会社はかなり「ダメ」な会社だったそう。
具体的に言うと経営者と現場が乖離し、離職者が続出。
業績は10年間に渡って右肩下がりでした。
そこでこの社長は何をしたのかというと、
「ミスターミニットの社員=ほぼ全員が職人」
という特性と文化を理解した上で、現場の職人出身の社員を初めて部長以上の役職に就任させたという人事改革を行いました。
そして現在では部長以上の3分の2が現場出身者になっているとのことです。
こうした具体的な施策を通して、
「この会社は現場中心である」
というメッセージを机上の空論ではなく行動で示したことで社員の心を掴み会社の業績を上げることができたのだと思います。
また最も近い位置でお客様と接している現場の人間から、お客さんの要望や不満などを継続的に抽出し、それをサービスに反映しているところも大きな成功の要因だと感じています。
コピーライティングにおいても
『リサーチが8割』
というマインドセットは会員さんに何度も何度もお伝えしていますが、どの業種業態であったとしてもそこにお客様がいる限り本質は変わらないのだと思います。
若干29歳にて、そんなグローバル企業の社長に就任し活躍している姿を知り
「世界は広い…」
と改めて感じ深い尊敬の念を抱きました。
と同時に「負けてられない」ととても良い刺激をいただきました。
世の中にはそんなすごい人たちが日夜努力しているのに、サボってだらけてらんないなと苦笑
ふとしたところから何気なく調べてみた会社ですが、そのストーリーを知ると色々なことを学べますね。
あなたの日常の中にも、学びを得られる教材は実はたくさんあるのかもしれません。
今日の話があなたのビジネスの発展の1つのヒントとなれば幸いです。
いつもありがとうございます。
上村勇斗
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