京都を通して感じた危機感と畏敬の念

上村です、

先日、京都のフォーシーズンズに泊まり3日間ほど京都を観光してきました。
 
京都の観光は遠い昔の修学旅行ぶりで時代の変遷をいろいろと感じました。
 
まず、これは日本全体で言えることですがとにかく外国人旅行客が圧倒的に増えているということ。
 
グローバル化とは言われていますがこうして街中を見るとあらゆるところでそれをダイレクトに感じます。
 
これからさらに国境の隔たりはなくなりAI(人工知能)の発達とともに私たちの仕事の形態も大きく様変わりします。
 
時代を先読みした上で、常に先手を打ち自ら能動的に変化を起こしていくことがこれからの時代で生き抜いていくために必要な能力だと改めて感じました。
 
また同時に海外に行くとほとんど日本人が見当たらないことにも若干の危機感を感じています。
 
特に今、若い日本人で海外に行く人は本当に少ないらしいですがこれは日本の未来を考えると良くない傾向だと感じています。
 
なぜなら国内だけに留まっていると思考にも制限がかかり、また価値観も固定されこれからさらに加速的に変化していく時代の波に乗り遅れてしまう危険性もあるからです。
 
特に今の10代、20代の若者はこれからの日本の未来を背負っていく人たちなのでどんどんとその若者たちが海外へ行きやすいような環境作りも国を挙げて進めていく必要性があるとも感じました。
 
また今回の旅行で非常に印象的だったのは、タクシーの運転手さんから聞いた京都の違った角度からの歴史です。
 
多くの人は(自分も含めて)、
 
京都=雅で華やか、品があって綺麗
 
というイメージがあると思いますが、その裏にはたくさんのつらい過去もあるということをその方から教えていただきました。
 
平安時代、当時は医療の技術もなく一度疫病などの伝染病などが流行ると京都一帯で死者がたくさん出たとのこと。
 
特に今の祇園や五条あたりは今も土を掘り返せば昔亡くなった死者の骨なども見つかるとのこと。
 
日本の三大祭りの1つである祇園祭りも元々は平安時代に疫病・災厄の除去を祈ったことが始まりだということも今回初めて知りました。
 
それ以外にも
 
「血天井」
 
と呼ばれる、戦国時代の武将が絶命した際の血痕が付いた建物の床板・縁板を供養のために天井に張り替えたと言われるものの存在も今回初めて知りました。
 
(興味がある人は「血天井」とググってみてください、かなり壮絶な画像が出ます)
 
こうした話を教えていただき、さらに京都の歴史の厚みを感じ畏敬の念を抱きました。
 
これから世界に出ていく日本人の1人として、こうした日本の歴史はもっと誇りを持って知っていこうと思いました。
 
いろいろ今回の京都旅行で感じたことがありとても良い時間を過ごせました。
 
そしてそのあと大阪に行き仕事をし、今はとあるプロモーションビデオのディレクション役としてハワイに来ています。

またいいお土産話ができそうです。

楽しみにしていてください。
 
日本や世界のどこかであなたとお会いできることを楽しみにしています。
 
上村

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