上村です、
今タイのプーケットから帰る飛行機の中でこのメールを書いています。
今日は少し趣向を変えて今回の旅行の体験記をつづろうと思います。
…
今回の旅行もメインの目的はもちろん仕事でしたが、その合間を縫っていろいろな新しい経験をしてきました。
特に今回は今まで食べたことがなかった未知の食材をいろいろと味わってきました。
まず最初の新しい経験は人生で初めてドリアンを食べたことです。
元々私は未知の食べ物にとても興味を抱く人間で、いつかとても臭いと言われるドリアンも食べてみたいと思っていました。
今回はプーケットの地元情報に詳しい人にアテンドしてもらったので、その人にぽろっと「ドリアンが食べたい」と言ったら地元の人しか知らない一番美味しいドリアンを提供してくれる店に連れて行ってくれました。
そこでこんがり焼けた肌のマッチョな笑顔のおっちゃんが剥いてくれたドリアンを恐る恐るつまんで頬張ってみると、、
普通に美味しかったです。
噂で聞くクサイと言われる臭いもせず、バナナと梨と何かのトロピカルフルーツを混ぜたような味で普通にいけました。
あまりにもそこのドリアンは普通に美味しすぎたので、次回は悪臭がするドリアンも経験してみたいと思います笑
次に経験した新しいことは、見るからにグロい巨大なシャコと日本では天然記念物指定されているカブトガニ(の卵)を食べたことです。
シャコはまだ海に生きているということで許せますが、もしこいつが森などにいたら完全にアウトなビジュアルでした。
そしてカブトガニもまあまあなビジュアルで両方とも周りの人たちはまるで汚物を見るかのような目でその生き物たちを見ていました。
結果的に言うと、シャコは甘いエビの味でとても美味しくガブトガニ(の卵)は美味しくない謎の珍味のような味でした。
もしあなたも東南アジアなどに行った時はぜひチャレンジしてみてください。
なんとも言えない感覚に襲われると思います。
そして今回の旅の極めつけとして特に印象的な新しい体験をシェアします。
それは、夜のマーケットでいろいろな種類の「虫」を食べたことです。
そうです、最近日本でも高タンパクで優秀な食材として徐々に話題になってきているあの昆虫食です。
最初はただ単に虫が食材として売られている光景を見てみたかっただけだったのですが、その夜のマーケットの混沌とした場の空気にやられそこに一緒に来ていた人たちと皆で最終的に食べてしまいました。
結果的に虫の味を評価すると、、悔しいかな、美味しかったです。
バッタやコオロギは完全にエビのような味で、イモムシはプリッとした食感のナッツのような味でした。
それらの虫を食べるのは最初はかなり抵抗があったのですが、一口食べた瞬間からブロックが外れパクパク口に放り込んでいる自分がいました。
枠を広げ、新しい自分を手に入れたと共に、何か大事なものを失ってしまったような感覚です笑
ですが価値観が広がるとても良い経験となりました。
他にもカスタードアップルという味がアイスクリームのようなフルーツを食べたり、超巨大なロブスターを食べたりいろいろな経験をしてきました。
そして最終日は現地に住んでいるレディボーイの友人に誘われ熱烈なアプローチをさらりとかわしつつ夜のミュージックBarでお酒を飲みタイのアダルトな雰囲気の夜を満喫して来ました。
(もちろんこの2人の間には何も特別な関係はありません、健全な友人関係をキープしています笑)
…
このようなことを話しているとたまに人に聞かれることがあります。
「上村さんはなぜわざわざそんな経験をしようとするんですか?」
と。
その答えはただ1つです。
「自分の中のブロックを外し、価値観を広げるため」
です。
実は一見関係ないと思われるようなところに、ビジネスで大きく飛躍するための重要な要素が隠されていたりします。
多くの人はこれまでの人生経験や育って来た国や文化に則って価値観を形成し、それを元にあらゆるものをジャッジし人生を生きています。
もちろんそれが当たり前なのですが、自分が今持っている価値観だけが絶対だという認識で生きていると自分の中の可能性を狭めてしまうことになります。
具体的には、本当はとても良い情報なのに、食わず嫌いをしてその情報をスルーしてしまうことで成長の機会を失ったりします。
また何よりも相手への共感能力、つまり理解する能力も低下し深いコミュニケーションも取れなくなっていきます。
特にコピーライティングやマーケティングを扱う人間としてはこれは死活問題です。
「相手への理解」
ここが抜けた瞬間からそのメッセージは単なる自己満足の自慰行為でしかなくなり見込客は振り向いてくれなくなるからです。
つまり売上が上がらなくなる、もっとわかりやすくいうとあなたの銀行口座に振り込まれるはずだった大量の現金が振り込まれなくなるということです。
これは大きな損失です。
また凝り固まった価値観を保持しているとアウトプットできるメッセージの幅が狭まりとてもつまらなくなってしまいます。
(これはコピーだけでなく普段の日常会話においても言えます)
インパクトのあるマーケティングアイデアを市場に投下することもできなくなります。
なので私は普段から自分の価値観を広げるために新しい経験をしようと心がけているのです。
普段から新しい経験を通してその思考のトレーニングをしているのです。
レディボーイと飲みに行ったのも、実はその人の現実を知り人間理解を深めたかったからです。
私は普段の全てを自分のビジネスに繋げることを心がけて生きています。
こうした視点を持つと、人生はもっと面白くなります。
もっと刺激的な毎日を送れ、充実度も引き上がり、幸福度も高まります。
ぜひあなたもこうしたことを意識して、普段から生活をしてみてください。
きっといろいろと新しい発見ができると思います。
そしていつかあなたと南国のどこかでキンキンに冷えたビール片手に虫で乾杯できることを密かに楽しみにしています笑
いつもありがとうございます。
上村
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