都合の良い勘違いが人生を変える

上村です、

多くの人は自分の欠点にフォーカスします。

そして

「なんて自分はできないんだ。。」

と自己憐憫(れんびん)に浸ります。

かくいう私も、
自己否定をすることが多かったです。

他者と比較して、
自分の至らなさや能力の低さに
打ちのめされたことも多々あります。

ですがある時から、開き直りました。

人には得手不得手があり、
全てをうまくはできない。

だから、
自分が比較的得意だと
思えることに集中し、

それ以外のことは
人の力を借りるようにしよう。

このように、
役割分担の概念を人生の中に
取り入れたことで、ビジネスも
うまくいき出しました。

例えば私は、

ウェブデザインはできません。
ビデオの撮影や編集もできません。

ウェブのシステム周りなんて
苦手すぎて吐き気を催すほどです。

簡単な書類対応や
エクセルなどの作成や記入、

その他事務関係の仕事も
なぜだか他の人より
ものすごく時間がかかります。

こうして見ると、

「上村さん、
　結構できないこと多いんですね。。」

という声が聞こえてきそうですが、
実際できないことはかなり多いです。

ですが反面、

・コンセプトや企画の立案
・マーケティングファネルの設計
・コピーライティング
・人に何かを教えること

こうしたことは
比較的他の人より得意です。

もちろん最初からそれらが
得意だったわけではなく、

チャレンジと失敗を繰り返しながら
段々とそれが自身の強みに変わって
きた感じです。

知の巨人、マネジメントの父とも
言われるピーター・ドラッカーは
以下の言葉を残しています。

”強みのみが成果を生む。

弱みはたかだか頭痛を
生むくらいのものである。

しかも弱みをなくしたから
といって何も生まれはしない。

強みを活かすことに
エネルギーを費やさなくてはならない。”

このドラッカーの言葉の通り、
成果を生み出す最大の種は強みです。

弱みを克服することに時間や
労力をかけたとしても、
そこから大きな成果は生まれません。

起業初期の頃はどうしても
一人でやらないといけないことが
多くなると思います。

実際、私も恋愛を教えていた時は、

集客も、
販売も、
商品作成も、
顧客のフォローも、

全て一人でやっていました。

最初は多少なりともビジネスの
全てのプロセスを自分でできるように
なった方がもちろん良いです。

ですがずっと１人でそれらを
やり続けると、売上にも限界が来ます。

どこかのタイミングで、
自分一人でやるフェーズから、

誰かと組んでやるフェーズに
移行する必要があります。

コピーライターの人も、
最初は一人で営業をかけ案件を獲得し、

自分で全てコピーを書いて
頑張るフェーズは大切だと思います。

ですがどこかのフェーズで
事業をスケールさせていきたいのであれば
そのキーは人の力を借りることです。

人によってはそれは
ウェブのシステム周りかもしれませんし
リサーチの部分かもしれません。

場合によっては
案件獲得の営業部分かもしれません。

人には得手不得手があるので、
なるべく早いタイミングで
自身のそれらを特定し、

徐々に委任できるようになる人が
事業をスケールさせられます。

「全部自分でやらないとダメだ」

「コレは自分でやらないと
　コピーライターとして一人前じゃない」

このような一見格好良く見えるような
プライドが、自身の進化の足を
引っ張る要因にもなり得ます。

こだわりは過度になると執着になり、
執着は停滞を生み出すからです。

人は自分ができないことに
フォーカスしがちですが、

そこに意識を向けても大きな
成果には繋がらないのであまり
気にしないことが得策です。

それよりも、

「自分の強みはなんだろう？」

「自分のこの特性をどうやったら
　強みに昇華できるだろう？」

「どうやったらこの強みをもっと
　活かして人の役に立てるだろう？」

このようなことに日頃から意識を
向ける方がビジネスの成果も出やすく
なりますし、ストレスも減ります。

日本人は私も含め真面目な人が多いですが、
真面目すぎるのは自分の首を絞める
ことにつながります。

もっと気を楽にして、
自分の強みの特定と強化に
リソースを割いていきましょう。

そして自分の強みは
自分一人ではなかなか
わからないものです。

そういう時は視座の高い人、
例えばメンターに直接
フィードバックをもらうのが
おすすめです。

私自身も、
約10年ほど前にメンターから

『上村さん、コピーのセンスありますね。』

というたった一文をメールでもらい

「あ、俺ってもしかしたら
　コピーライティングのセンスあるかも」

と勘違いをした結果笑、
コピーライターとしての
キャリアの道が開かれました。

こうした都合の良い勘違いが
人生を大きく変えることもあります。

ぜひあなたの強みの発掘と強化に
フォーカスしてみてください。

気が楽になりつつ、
年商も上げやすくなります。

いつもありがとうございます。

上村勇斗

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