上村です、
先週、世界人のメンターの井口晃さんと最新マーケティングのコンサルを受け、新プロジェクトの撮影と打ち合わせをしてきました。
そして夜はチームメンバーも一緒に食事をしていたのですが、そこでいろいろな貴重な話をしてきました。
こうしたクローズドな場所では決してセミナーなどの表には出ない情報もたくさん出てくるのでとても価値の高い時間なのですが、今回も例外に漏れずとても素晴らしい時間でした。
その食事の席の中ではお互いがリラックスしているのもあってかなりの本音が飛び交うのですが、その中で出た情報の中の1つで大事な情報をシェアしようと思います。
それは、
『チャンスの掴み方』
に関してです。
成功の定義はもちろん人によって違いますが、その人が大きく飛躍するためにはいくつか必要な要素があります。
1つめは、スキル。
何か大きな成果を出したいのであれば、それを出すために必要な特定のスキルはある程度身につけておく必要はあります。
それは、
- マーケティング
- コピーライティング
- コンテンツメイク
- パブリックスピーキング
- コミュニケーション
- 映像制作
- 英語
などなど多種多様ですが本人が出したい結果に必要なスキルは前提として磨いておく必要があります。
次に必要なのは、仲間です。
多くの人は1人の力だけで勉強し結果を出そうとするのですがそれではとにかく効率が悪く時間がかかります。
また人は本来そこまで一人の力だけでやり抜く意志の力は強くないので途中で挫折する可能性も高くなります。
例外に漏れず、私も一人だけで結果を出そうとした時は何度も諦めたことがありますし、とにかくつらく苦しい日々を過ごしていました。
また何よりも孤独で寂しかったです。
人が大きな成果を出すためには、自分と同等かそれ以上の高い意識で学び成長し合える仲間の存在が大切です。
逆に言えば最高の仲間を手に入れた瞬間にあなたの成功確率は一気に高まります。
そして3つめに必要なのは、メンターの存在です。
これは多くの成功者と呼ばれる人物たちも名言していることであり、私自身も実体験としてこの重要性を感じています。
そしてどのような業界であれ、今大きく飛躍している人たちにもメンターがいます。
特に、メンターと直接会え、質問や相談ができ、そしてフィードバックをもらえる環境を手に入れることができれば百人力です。
私自身も直接メンターと接することができる環境を手に入れたことで一気に人生が飛躍しました。
そしてここに関わるところで今日の本題に戻ります。
そう、
『チャンスの掴み方』
についてです。
今からお話する内容は100人いたら100人全員に適応できる話ではないこともあるので多くの成功者は語りたがらないですが真実を話します。
大きく飛躍するためには、どこかのタイミングで大きなチャンスを掴み取る必要があります。
自分1人だけの力だけでそれと同じような結果を出そうとしたら倍かそれ以上の時間がかかる可能性が極めて高いです。
が、そのチャンスというものを掴み取ることができれば、その膨大な時間を一気に短縮しその成果を勝ち取ることができます。
これまで多くの人を見てきましたが、その中で何年経っても突き抜けられない人と短期間で突き抜けた人の違いを観察してみるとかなりの高い確率でどこかのタイミングでそのチャンスを掴み取ったか否かがその要因となっていることが見えてきます。
そしてそのチャンスというものは、予期せず急に訪れることが多いです。
そして往々にしてその大きなチャンスというものはメンターからやってくることが多いです。
私自身も今の小さな成功があるのは、メンターからチャンスを頂いたことがとても大きいです。
(なので今でも本当に感謝しています)
そして数々の成功者と会話をしその人生の分岐点を聞いてもやはり同じような話をよくされます。
これは成功における重要な原則の1つだと私は認識しています。
で、あなたもご存知の通り、チャンスというものはいつでも訪れるものではなく、また数も無限にあるものでもありません。
簡単に言うと、そのチャンスを掴み取ることができるのは数が限られているということです。
するとそのチャンスを掴み取れる人とそうでない人とが自ずと分かれますが、ではその違うをもたらす違いは一体どんなところにあるのでしょうか。
そう、実はこのことに関して先週井口さんと会話をしていたのです。
結論から言います。
そして最も重要なことをお伝えします。
『仕事におけるスキルはそこまで重要ではありません。』
そう、その人が誰かにチャンス、つまり何かの仕事などをお願いしたい時、その人のスキルが一番重要かと言ったら実はそうでもないのです。
もちろん前提として結果を出すためのある程度のスキルは必要です。
が、その「ある程度」という域を達したら人は正直そこまで違いがわかりません。
ではどんなところで
「この人に仕事をお願いしたい」
と思うのかどうかというと、そのスキルとは別のところに大切な要因があることが実は多いのです。
具体的にどのような要因があるのかというと、数を挙げればきりがないですが一言で言えば、
『その人が人間的に好きかどうか』
という答えに集約されるでしょう。
人間的に好きかどうか。
というのはとても感覚的な判断です。論理的な判断ではありません。
ですがどんな人であれ、私たちは生身の人間なので目の前の人のことを感覚的に判断するところは必ずあります。
簡単に言えば、
『人として好かれる人』
このような人に成功者はチャンスを提供してあげたくなるのです。
では人として好かれる人はどのような人なのか。
それは実は、ビジネスとは一見関係のないところにあります。
例えば、
相手に好印象を与えるアピアランス(外見)を整えていたり、
食事の席で周りの飲み物や食事などに配慮をできたり、
場を盛り上げたり、その輪の中に入れていない人がいたら話しかけみんなで楽しめる空気作りをしたり。
こういった周りへの気遣いができる人はやはり人間的に好かれます。
また否定的な言動や他人をジャッジするような姿勢を見せるより肯定的な言動をし他人を承認し受け入れる姿勢を見せている人の方が人に好かれます。
また井口さんと全く同意見だったのが、
『ギブアンドテイクで考えない人』
でした。
これはつまり、
「あなたがこれをやってくれたら、私もこれをやる」
「これを得られなければ、私はそれをやりません」
という条件付けで物事を考えない人の方が好意を抱き、何か良い話があった時にその人にお願いしたくなるという話でした。
逆に言えばギブアンドテイクで考える人であればあるほど一度は仕事をお願いしたとしても次回またお願いするという確率はとても低くなるということです。
(実際に最近のとある案件でもそのようなデザイナーさんがいました)
これは言葉を換えるならば、
『無償の提供』
これができる人の元に逆説的ですが人もチャンスもお金も寄ってくるということです。
井口さんも私もそうですが、成功する前から、そして今でも全力で無償の提供をすることはよくあります。
そしてその提供が、後々思わぬところで大きなチャンスにつながったりもします。
自分の中でルールや制限をかけ、ビジネスライクになればなるほど特に日本社会ではチャンスを得られる機会は縮小していきます。
そしてそのスタンスである程度は結果を出せたとしても、どこかで必ず天井にぶつかり進化と発展にストップがかかります。
簡単に言うと自分の人生における可能性が狭まるということです。
これは非常にもったいないです。
そして何よりも一番、本人が苦しみます。
時々、スキルや実力があったとしてもなかなか突き抜けられず悶々としている人を見ますが、そのブレイクスルーを起こせない要因は実はこのようなところに起因していたりします。
そしてその人たちにとってここは盲点となっていることが多いです。
なぜならこのようなことをあえて伝えてくれる人物は世の中にはほとんどいないからです。
ですが時には、愛を持って真剣に向き合いそのことを伝える必要もあると最近私は感じています。
それがリーダーとしてのあり方だとも感じているからです。
あなたは、今日の話を聞いて、どう感じたでしょうか。
上村
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