上村です、
たまに
「私は優柔不断で決断力がありません。どうすればいいでしょうか?」
という相談を受けることがあります。
この文章を読んでいるあなたはすでに決断力があるかもしれませんしそうではないかもしれません。
で、今日の話はどちらかというと
「自分はまだまだ決断力がないかな。。」
という方に聴いていただきたい内容です。
…
元々私も決断力があったのか?
と言われるとおそらく否です。
例えばレストランに行くとメニューを開きじっと見つめ、次のページを開きまたじっと見つめ、、ということをよくやり1つのメニューを注文するのに数分はかかっていたと思います。
また人生で迷った時、どんな仕事を選ぶのかも右に行ったり左に行ったり自分の中に『軸』がなく背骨がない人間を何年も過ごしていました。
今の自分しか知らない人からすると
「上村さんってぶっとい芯というか軸があってほんとブレないですよね」
とよく言われますし、人のオーラの色を観れる経営者の友人(ベトナム在住)にたまにオーラの色を観てもらっても
「上村さんはいつも同じオーラで不動という感じです。でいつも通り頭から金色の糸が天に向かって伸びていますw」
的なことを言われます。
では私が背骨が入っていないタコのようなふにゃふにゃ優柔不断人間からどのように変われたのかというと今思えば3つのことを意識していました。
あなたにもきっと取り入れられることもあると思いますのでぜひ自分ごととして捉えて読んでみてください。
■1:『普段から即断即決のトレーニングをしていた』
とにかく意思決定スピードをある時早めたいと思った自分は、その決断力も筋トレと一緒なのではないか?と思いました。
集中力も鍛えていけばそのパワーが上がって行くように、日常生活の中で即断即決を意識していけばその筋肉が付いてきていざという時に即座に意思決定ができるはずだと思ったのです。
私が身近なところでよくやっていたのは、カフェやレストランに行った時に、5秒以内にメニューを決めるということです。
特にレストランに行くと美味しそうなメニューがたくさんあり、
「どれを食べようか」
「これも美味しそう、あれも美味しそう」
と普通なら迷ってしまうと思いますが、このトレーニングのピーク時は入店と同時にすぐに店員さんを呼んでメニューをバッと開いて一番に目に飛び込んできたメニュー(まだ頭の中でよくわかっていない笑)を
「コレください。」
とよく頼んでいました。
ここまでの時間、おそらく入店から1分以内だったと思いますがそれほど極端にトレーニングをしていた時期もあります。
今はそこまでクレイジーな注文スタイルは取っていませんが、それでもきっと他の人よりメニューを決めるのは早いと思います。
こうして日常生活の中から即断即決の筋トレを行なっていました。
■2:『価値観の優先順位を決めていった』
これは上の食事の際にメニューを決めるのにも繋がりますが、人生におけ価値観の優先順位を明確にしていってから格段に意思決定スピードが上がり決断力が身についたと思います。
例えば私は今は食事のメニューを選ぶ際も、「栄養価の高そうなもの」を優先的に選ぶようにしています。
さらに細分化すると
・腸内環境に良いもの(乳酸菌や発酵食品)
・野菜(特に緑のもの)
・良質な肉(地鶏や牧草牛、オーガンミートなど)
を今は優先的に注文して食べるようにしています。
人生における『食事』というカテゴリーの中でも、このような1つの基準を設けるだけで数あるお店の中からサクッと選ぶことができますし注文する際もかなりスムーズです。
またもう1つ例を挙げるならば、私が仕事を選ぶ際は以下の優先順位の元常に意思決定しています。
仕事を選ぶ優先順位1〜3位
1位:自分が今より進化できるかどうか
2位:その人が人として好きかどうか
3位:売上を立てやすいかどうか
1位は換言すればその仕事をすることで自分の殻を破れ新しい自分になれるか否か。
2位は換言すればプライベートでも一緒に旅行をしたり遊んだりしたい人かどうか。
3位はその特定の市場においての需要と供給のバランスやトレンドを見た時にビジネスとして勝率が高いかどうか。
です。
この基準を数年前に明確にしてから、
「この仕事はやる」
「この仕事はやらない、断る。」
ということが即座に決断できるようになりました。
このようにして、自分の人生の中で大事なテーマにおいては予め価値観の優先順位を決めておくと決断力が高まり意思決定スピードは格段に上がります。
その他にも例えば、
・住環境を選ぶ優先順位
・恋人・友人を選ぶ優先順位
・時間の優先順位
など色々と決めておき、その都度定期的に振り返りアップデートしていくと人生の質はさらに向上するのではないかと思います。
■3:『最後は直感を信じた』
「上村さん、最後に来てなんともあいまいな直感ですか?」
と言われるかもしれませんがはいそうですとしか言いようがありません。
結局長く色々と考えても明確な答えが出ない時は、最初に自分の心の中で感じたその直感に基づいて意思決定をするのが最も良いと思っています。
それにその決断を早めれば早めるほど、仮にそれで何か失敗したとしてもすぐに改善したりリカバリーできるので何も問題ありません。
逆にその決断を遅くすればするほどその改善できる機会を自らで手放してしまうことになるので損です。
また直感というものは、その特定の領域において大量行動していき経験を積んでいけばいくほど自分の脳内にそのデータベースが溜まっていき、何か決断を迫られた時に脳内でそのビッグデータを元に瞬時に最良な判断を電気信号で伝えるものだと自分は思っています。
なのでその特定の領域に詳しくなればなるほどその分野における直感力の精度は高まっていくのであながち博打的な判断にはならないと思います。
例えば私の場合コピーライティングに長年従事しているので誰かが書いたLPやセールスページを見ると即座に
「これは売れそうだな」
「これは反応取れないだろうな」
という直感がはたらきます。
そしてそれはもちろん100%ではないですが年々その精度は高まっています。
逆に自分が未知の分野ではまだその脳内データベースが少ないのでその場合はすでにその分野に精通している人に直感から基づいたアドバイスを求めるのが良いと思います。
あとはこれは不思議な話ではありますが、直感やインスピレーションは自分の脳『外』からもたらされることもあります。
それは天からなのか、神様からなのか、はたまた守護霊なのかはわかりませんがそうした人知を超えた領域でのサポートもあると私は経験上何度も体験しています。
こうしたことからも、直感を信じるということも決断力を上げる上で効果的だと思います。
…
ということで優柔不断から脱し決断力を上げるための3つのポイントをお話してきましたがいかがでしたでしょうか?
決断力を鍛えていくと意思決定スピードが上がりそれがそのまま生産性アップや収入アップ、そして人生の質の向上に繋がりますのでぜひピンと来たものは取り入れてみてください。
まずはカフェやレストランに入ったら、5秒以内にメニューを決めて注文することですね笑
いつもありがとうございます。
上村勇斗
追伸:
またもう1つ決断力を上げるポイントをお伝えするならば、自分の脳内の漠然とした想いを言語化できるスキルを身につけることです。
結局人は『言葉』があるから思考でき、『言葉』があるから行動にも移せます。
逆に言葉がないと、そして自分の想いをうまく言語化できないと、人に影響も与えられませんし当然自分にも良い影響を与えられません。
先ほどお伝えした私の価値観の優先順位も自分と対話をしその想いを言語化したからこそ出てきたものです。
そしてその言語化により私の意思決定スピードは上がり決断力も上がりました。
決断力のある人の裏には言語化スキルが必ず存在します。
そして言語化スキルを高めたいのであればコピーライティングスキルを高めるのが最高の手段です。
その明確な理由はこちらで解説しています(無料)。
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